2010年12月26日日曜日

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《世界に向けて 新時代の幕開け》
 長くダート界のトップに君臨していたカネヒキリ、ヴァーミリアンの引退。エスポワールシチーや新星トランセンドも出走せず世代交代の色が濃いどの馬にもチャンスがある今年の東京大賞典。来年からは国際G�に昇格が決まり、大井から世界のオオイに向け、年末の大一番にふさわしい好レースを期待せずにはいられない。年々ダート路線は充実、新設重賞の設置と今後も益々選択肢が増え、面白さを増すだろう。今年区切りの10回目だったJBCは船橋競馬場で大盛況で終え、来年は大井でJBCが行なわれる。今回の大賞典は来年ダート界を見据える上でも興味深い一戦になるだろう。

大井競馬場 第56回東京大賞典(JpnI)
12月29日(水)16時30分発走 3歳上 大井ダート右2000m

※クリックすると前2走の柱が別ウインドウで開きます。

☆東京大賞典の傾向☆
 昨年の2分5秒9は過去10年を見ても一番遅い時計の決着。今年の帝王賞でフリオーソが2分3秒4で勝っており、近開催を見る限り比較的速い馬場で3〜4秒台半ばでの決着になりそうだ。相性のいいレースとしてはJBCクラシックの勝ち馬は4頭出走して【1.2.1.0】の好成績。今年はスマートファルコン。同年の帝王賞馬の成績は【1.1.1.5】とやや分が悪い印象。同年のダートG�で連対実績のある馬が好走しておりシルクメビウスには嫌なデータ。世代では3〜6歳の活躍馬が多い。

■世代交代へ再浮上
 今年の前半戦はトランセンドを豪快に差しきり、カネヒキリを圧倒したシルクメビウス。ここ2戦に物足りなさはあるが、前走は内枠、先行馬に有利な展開で終始流れに乗りきれなかった印象。それでも直線は伸びていたし、力負けではない。今回の鞍上は内田博騎手。シルクメビウス自体乗り難しそうだが、大井を知り尽くしたジョッキーだし乗り替わりが減点になることはないだろう。新しい一面が見れるかもしれない。ヴァーミリアンの引退、トランセンドの回避。ここは初戴冠の可能性大だ。

■真の王者へ向け
 重賞12勝。実績は言うまでもなくダート界のトップクラスのスマートファルコン。今年は11月にJBCを制しついにG�勝ちの勲章を手にした。前走は浦和記念楽勝、一貫して勝ちにこだわる姿勢で自分の路線を貫いてきている。とは言えJBCはハイペースを楽勝し強敵相手に完勝と充実ぶりは確か。まだ大井で勝ち星こそないが、今回は展開の利も見込めそうだし再び主役候補の一頭だ。

■最大の惑星となるか
 久々を叩いた前走は一変したワンダーアキュート。着差以上に強い内容で完勝だった。昨年重賞2連勝の内容が良く、長くいい脚を使うタイプだけに大井の2000mは合っている。3歳時に挑んだJDDは5着だったが、先日半兄のワンダースピードが8歳で重賞を制したように成長力に富む血統で昨年以上に力を付けているのは間違いない。休み明け3戦目で更に上昇ムード。大仕事の期待が高まる。

■侮れないジャパンカップダート組
 バーディバーディはトランセンドに真っ向勝負を挑み最後は屈したが、叩き3戦目での変わり身は大きく、見せ場以上の内容だったし改めて能力を見せてくれた。2000mはギリギリのイメージだが、強気の競馬で勝機を見出せるか。毎回人気にこそならないが、大崩れせず上位争いに食い込むアドマイヤスバル。詰めの甘さはあるが、一連の成績からももちろんトップクラスの一頭と言ってもいいだろう。展開が向けば大仕事も。

■秘める能力は魅力大
 補欠から繰り上がったゴルトブリッツ。中央未勝利後道営で開花。とりわけ中央再転入の前走は圧巻。ほぼ持ったままで1秒差以上の大楽勝で、時計的にも前週の1600万下の勝ち時計と0.5秒しか違わない優秀なもので潜在能力は相当。目覚めた良血がどこまで通用するかも楽しみだ。

■巻き返すフリオーソ
 前走は不可解な敗戦だったフリオーソ。スタートしてからいつもの行きっぷりが見られず、向正ではステッキが入り追い通し。惨敗すら覚悟したが2着を確保。改めてかなりの能力を感じさせた一戦でもあった。帝王賞完勝を始め、レースぶりにも幅が出て本格化を印象付けた今年。大賞典では2、5、7着と年々着順を落としているのは気がかりだが、軌道修正し得意の大井で再び頂点に立ち、1年を締めくくる。

■老いて益々壮んボンネビルレコード
 8歳になっても衰えを見せず安定した走りを見せるボンネビルレコード。帝王賞3着をはじめボンネビルの末脚に翳りは見られない。今年地元の重賞では2着3回と勝ちきれていないが、年齢と共にズブさが見られるのも事実。2000mはベストの条件、地元の雄が真っ向勝負を挑む。

■この他では
 ドリームトレジャーの前走は発馬で大きな不利。勝ち馬は別格だったが、最後の伸びを見るとスタートがまともだったらもっと上に来ていたはず。中央時代は芝中心に使われていたが、転入初戦で重賞を勝つあたり砂適性も高く、まだまだ成長の余地はありそうだ。
 前走は斤量差があったとはいえ南関東の強豪達に完勝したスーパーパワー。今までになく道中はスムーズ、クラスが上がりペースも上がったことでレースがしやすくなったのも要因だろうが、ここにきての充実ぶりは素晴らしく来年も楽しみな一頭。今の勢いで大番狂わせもあるかもしれない。


市川 俊吾 Shungo Ichikawa
[大井トラックマン]大井取材ノート担当
 競馬をクールに語る若者は増えてきたが、そういう風の向きとは正反対。常に熱く、のめり込むほどの競馬優先の生活が楽しくて仕方がない。馬券は誰も思いつかない穴馬を思い切り狙う直球勝負。久々に熱を感じる存在だ。プロスポーツでは野球、楽天の大ファン。近々ツイッターデビューする予定なので、是非フォローして欲しい。


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